東スポを超える日本一のタブロイドを目指す!(笑)
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-榊原さんは大蔵省時代、日米保険協議や円高是正の為替介入など米国と渡り合ってきました。環太平洋経済連携協定(TPP)論議をどう見ていますか。
  
「私は金融や貿易の自由化には賛成の立場だが、TPPには問題があると感じている。TPPは医療、金融、政府調達など幅広い分野をカバーしており、単なる貿易自由化の協定ではない。米国がアメリカンスタンダード(米国基準)を押しつけてきて、日本が守るべき固有の制度が崩れてしまうのではないかと心配している」
 
-具体的には?
  
「米国は基本的に自由診療の国。混合診療などを求められ、日本の公的医療保険制度の一角が崩れる可能性がある。法律で地元の建設業者を優遇することになっている地方の公共事業も、攻撃されるかもしれない。日本の制度を全面的に米国化するのには反対だ」
 
-日本政府は、TPP交渉では、公的医療保険の見直しは議題になっていないと説明しています。
  
「協議したことのない人が言うことだ。私は日米交渉を長くやってきた。いまは議題でなくても、米国は今後いろいろな要求を出してくるだろう。米国政府の後ろには必ず業界がついている。米通商代表部の人は 『企業のために交渉するのが役人の役割だ』と明言していた」
 
-TPP参加は、日本にメリットが少ないと。
  
「すでに東アジアは相当経済統合し、日本はサプライチェーン(部品供給などのネットワーク)の恩恵を十分受けている。日中韓と東南アジア諸国連合(ASEAN)の域内貿易比率は60%に上る。東アジアの経済統合から取り残されまいと、米国と豪州が進めようとしているのがTPP。だが、中国は入らないし、自由貿易協定(FTA)で先行する韓国も日本より先に入ることはないだろう。そんな状況で、日本が慌てて飛び乗る必要があるのか」 

-野田佳彦首相は、交渉参加に前のめりです。
  
「民主党政権になって日米関係が若干悪くなったから、よくしたいと乗ってしまった。日米は同盟関係だから、いい関係を維持するのは大事だが、そのことと米国の言うことは何でも聞くというのは話が違う。TPPに乗らないから日本は敵だとか、米国はそんな単純な国ではない」

榊原英資(元財務官)
※2011.11.2朝日新聞朝刊
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